狂犬病予防について

こんにちは！マカナ動物病院です！

だいぶ稲沢市も春らしい日が多くなってきましたね。

 

今日は狂犬病についてお話をしたいと思います。

 

みなさん、そもそも狂犬病ってご存知でしょうか？

狂犬病とは今現在日本国内では流行している病気ではないのですが、

世界的には日本を含む清浄国はかなり珍しく、海外では感染の報告が多々ある

ウイルス性疾患です。

 

ウイルスをもっている動物に噛まれることによって感染し、全ての哺乳類に感染する可能性があります。

感染をして発症してしまうとヒトを含めほぼ１００％死亡するというスーパーウイルスであり、未だ効果的な治療法は確立されていません。

 

日本での発生は近年では海外へ渡航した後に発症した例のみで、死亡例が出ています。（過去には日本も清浄国ではありませんでしたが狂犬病予防法の普及により、撲滅できた経緯があります）

 

そんなウイルスが国内に入ってきたら大変なことになってしまいますよね。。。

 

そのために狂犬病ワクチンがあります。

 

ワクチンを打っているワンちゃんが多ければ多いほどもし国内に入ってきたとしても流行を防げるため、防疫を目的として国でワクチン接種が義務付けられています。

 

狂犬病ワクチンは生後９１日齢以降のワンちゃんで接種が義務付けられているワクチンです。

 

当院では狂犬病ワクチンの接種と、稲沢市にお住まいの方であれば接種した際に代行手続きを行うことも可能ですので遠慮なくお申し付けください。

 

国内で流行していなければ。。。と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが法律的に義務付けられているものであり、また人と動物の健康を守る上での大事なワクチンになるため、しっかりと予防を行いましょう！